サンルームを今年付けるか、来年にするか迷っている方へ、大事なお知らせです。2026年10月1日から、LIXILのサニージュ、ガーデンルームGF、ココマ、ジーマ、暖蘭物語のメーカー希望小売価格が改定される予定です。
今回、間口約3.6m×出幅約1.8mの代表仕様で新旧価格を確認したところ、上昇率は約17〜20%、税別の定価差は17万6,500円〜34万5,900円でした。ただし、お客様が実際に支払う工事費込みの総額が一律20%上がる、という意味ではありません。
この記事では、5商品の新旧定価を同じ商品内で比較し、工事費込み価格との違い、各商品の向き不向き、当店で旧価格対応を受けるための2条件まで整理します。価格だけで慌てず、ご自宅に合う商品を考える材料にしてください。
- 2026年10月1日以降の新定価と、2026年9月までの現行定価を比較
- 代表仕様では約17〜20%、定価差は約18万〜35万円
- 工事費込み総額が同じ割合で上がるわけではない理由を説明
- 実用性ならサニージュ、庭時間なら4つのガーデンルームへ分岐
- 当店の旧価格対応は「9/30までの現場調査依頼」と「12/15までの完工」の両方が必要
2026年10月、LIXILサンルーム系5商品の定価が改定
最初に知っておきたい比較条件
価格表は、条件が少し違うだけで金額が大きく変わります。そこで今回は、5商品とも呼称寸法で間口約3.6m、出幅約1.8mにそろえ、積雪20cm仕様、一般的なポリカーボネート屋根、追加料金のない標準色を基本条件としました。そのうえで、床や開口部は各商品の特徴が分かる代表的な構成を選んでいます。
掲載する金額は、2026年9月までの現行価格表と、2026年10月1日以降の価格改定表に記載された税別のメーカー希望小売価格です。工事費、消費税、現場に応じた追加工事は含みません。税込参考価格も併記しますが、実際の販売価格や工事費込み総額ではありません。
もう一つ重要なのは、5商品の横並びランキングではないことです。サイズは近づけていますが、サニージュは床納まり、GFはインナーデッキ、ココマは腰壁タイプというように仕様が異なります。比べているのは、各商品について同じ仕様を選んだとき、10月の価格改定でいくら変わるかです。商品同士の価格差だけで優劣を決めないでください。
寸法も呼称上の約3.6m×約1.8mであり、商品ごとの実寸は同一ではありません。実際の設置では、外壁、窓、室外機、雨樋、境界、床の高さなどを確認して、納まるサイズを決めます。価格表だけでサイズを確定せず、現場調査で設置条件を確認することが前提です。
この前提をそろえておくと、「A商品の現行価格」と「B商品の新価格」を誤って比べることも防げます。

5商品の現行定価と10月以降の新定価
代表仕様の税別定価を一覧にすると、サニージュは88万2,700円から105万9,200円へ、ガーデンルームGFは111万500円から130万4,200円へ改定されます。ココマは114万1,800円から137万300円、ジーマは135万6,560円から162万7,700円、暖蘭物語は173万7,900円から208万3,800円です。
| 商品・代表仕様 | 2026年9月まで 税別/税込参考 |
2026年10月以降 税別/税込参考 |
税別差額 |
|---|---|---|---|
| サニージュ 床納まり・F型・600タイプ |
882,700円 970,970円 |
1,059,200円 1,165,120円 |
+176,500円 |
| ガーデンルームGF インナーデッキ仕様 |
1,110,500円 1,221,550円 |
1,304,200円 1,434,620円 |
+193,700円 |
| ココマ ガーデンルーム腰壁タイプ・乾式工法 |
1,141,800円 1,255,980円 |
1,370,300円 1,507,330円 |
+228,500円 |
| ジーマ ルームタイプ・採光ルーフ |
1,356,560円 1,492,216円 |
1,627,700円 1,790,470円 |
+271,140円 |
| 暖蘭物語 基本タイプ・スタイルB・フルガラス仕様 |
1,737,900円 1,911,690円 |
2,083,800円 2,292,180円 |
+345,900円 |
サニージュは正面と両側面を引き違いにした床納まりF型、GFは内部だけに人工木デッキを敷くインナーデッキ仕様です。ココマは普通のポリカ屋根を選んだガーデンルーム腰壁タイプで、表の本体価格に正面FIXパネルは含みません。ジーマは採光ルーフ、暖蘭物語は基本タイプのスタイルB・フルガラス仕様です。

工事費込みの概算は、登録不要の自動見積もりで確認できます
上の表はメーカー希望小売価格(工事費別)の新旧比較です。自動見積もりでは、アクセス時点の販売条件で、商品代と基本工事を含む概算を確認できます。記事と同じ約3.6m×約1.8mが自動選択されるとは限らないため、見積もり画面で希望サイズと仕様を選んでください。追加工事・オプション・現場条件によって正式金額は変わり、自動見積もりの表示は旧価格適用の確約ではありません。
工事費込みの総額が一律20%上がるわけではない
メーカー定価と実際の見積もりは別のもの
「定価が約20%上がるなら、支払う総額も20%上がる」と考えやすいのですが、実際のお見積もりはそのような単純計算ではありません。お見積もりには、メーカー希望小売価格からの商品値引き、基本工事、現場に応じた追加工事、オプション、消費税などが入ります。工事費を含むすべての項目が一律に20%上がるわけではありません。
例えば、同じ商品でも既存物の撤去、土間や基礎の状態、電気工事、デッキやタイル、搬入経路などによって工事費は変わります。一方、商品本体の定価が改定される以上、同じ商品と仕様で、同じ値引き率を使うなら、値引き後の商品代は10月以降の方が高くなります。
つまり、「表の差額がそのまま総額へ上乗せされる」でも、「工事費込み総額が必ず20%高くなる」でもありません。正しくは、値引き前の商品定価が上がり、それが個別見積もりの中の商品代へ影響するということです。ご自宅でいくら変わるかは、設置商品、サイズ、オプション、工事条件をそろえた見積もりで確認する必要があります。
旧価格と新価格を比べるときも、片方だけオプションが少ない、工事範囲が違う、税別と税込が混ざっている、といった比較では判断できません。見積書の「商品代」「基本工事」「追加工事」「オプション」「消費税」を分け、同じ条件かを確かめてください。当店では、現場調査後に内訳の分かる見積もりをご案内します。

サニージュなら商品代の差はどう変わる?
具体例として、今回のサニージュを見てみます。代表仕様の定価差は税別17万6,500円です。動画公開時点で、当店はサニージュの商品代をメーカー希望小売価格から55%OFFでご案内しています。仮に10月以降も同じ値引き率が続く場合、商品代としてお客様へ影響する差は、17万6,500円の45%で税別7万9,425円、税込参考で約8万7,368円です。
これは、今回の代表仕様と現在の値引き率を使った計算例です。基本工事、追加工事、オプションの差は含みません。また、販売条件や値引き率は変更になる場合があります。将来のお見積もり金額を保証するものではないため、「10月以降は必ず8万7,368円だけ高くなる」とは考えないでください。
GF、ココマ、ジーマ、暖蘭物語についても、定価差と実際の商品代の差は同じではありません。高額なガーデンルームでは、床、開口部、日除け、内天井、照明、腰壁仕上げなどの選択肢が多く、オプションの組み合わせでも総額が大きく変わります。価格改定前後を比べるなら、まず候補を1〜2商品へ絞り、同じ仕様で見積もることが大切です。
価格改定の情報は「すぐ契約しなければ損」という意味ではありません。現場調査と見積もりは無料で、依頼した時点で契約が確定するものでもありません。商品が決まっていない場合でも、設置できるサイズ、必要な工事、向いている商品を整理してから、見積もりを見て判断できます。
5商品のうち、どれを選べばいい?
洗濯物干しと実用性が中心ならサニージュ
サンルーム系の商品を検討する方の多くは、雨、夜干し、花粉などを気にせず洗濯物を干せる場所を求めています。その目的が中心なら、最初に検討したいのはサニージュです。テラス囲いとして、洗濯物干し、家事スペース、簡易な収納など、日常の実用性に重点を置いています。
サニージュは、床納まり、土間納まり、造り付けバルコニー納まりなど、設置場所に合わせたタイプがあります。今回の価格表は床納まりF型ですが、ご自宅で同じ納まりが選べるとは限りません。窓の高さ、床の段差、外壁、既存デッキ、室外機との干渉を見て決めます。
大きく開く折戸、木目を生かした庭との一体感、腰壁や内天井を含む空間づくりまで求めないなら、ガーデンルームよりサニージュの方が目的と費用のバランスを取りやすくなります。価格改定があるからといって、高額な商品へ上げる必要はありません。必要な機能を満たす範囲で選ぶことが、後悔を防ぎます。
一方、テラス囲いは住宅の居室ではありません。閉め切ったままでは洗濯物が乾きにくい場合があり、換気、日当たり、設置向き、干す量によって使い勝手は変わります。「サニージュを付ければ必ず乾く」とは考えず、現場調査で乾きやすい条件をつくれるか確認してください。
物干しの位置や窓の開け方まで含めて確認すると、毎日の動線も想像しやすくなります。設置後に「思ったより狭い」とならないよう、干す量と通路幅も先に伝えましょう。

洗濯物干し中心なら:サニージュの工事費込み概算を登録不要で確認する(見積もり画面でサイズ・仕様を変更できます)
庭で過ごすならGF・ココマ・ジーマ・暖蘭物語
洗濯物干しだけでなく、庭とつながる居場所やデザインを重視する場合は、4つのガーデンルームから目的で絞ります。ガーデンルームGFは、大きく開く折戸、木目調、外側日除け、棚などを取り付けやすいDIY対応が特徴です。庭との行き来や開放感を実際に使いたい方の入口になります。
ココマは、開放感だけでなく、腰壁や正面FIXパネルを使った落ち着きが魅力です。外からの視線を抑え、家具を置きやすいガーデンラウンジをつくりたい方に向きます。今回の定価はガーデンルーム腰壁タイプ・乾式工法の例で、正面FIXパネルは別途です。
ジーマは、周囲の折戸パネルを大きく開け、庭と室内の間を使い方に合わせて切り替えたい方に向きます。光を取り込む採光ルーフのほか、内天井を備えた軒ルーフも選べます。GFよりも、フルオープン時の一体感や、照明・内天井まで含めた空間の完成度を重視する場合の候補です。
暖蘭物語は、価格を抑えることより、クラシカルな意匠と高級感を重視する方向けです。曲線や格子を取り入れたトラディショナルなスタイルと、直線的なスタイルがあり、庭の中にもう一つの主役をつくりたい場合に検討します。4商品を価格順に上げていくのではなく、折戸、腰壁、開放感、意匠性のどれが欲しいかで選んでください。
候補が2つ残ったら、同じ設置場所と希望サイズを前提に、それぞれの見積もりと施工イメージを比べます。使わない機能へ費用をかけていないかも確認してください。

庭で過ごす4商品は、目的に合う商品の工事費込み概算を確認できます。
ガーデンルームを「住宅の一部屋」と考えない
サニージュもガーデンルームも、住宅の居室と同じ気密性、水密性、断熱性を持つ空間ではありません。日差しの強い時期は内部が暑くなり、冬は寒く感じます。結露したり、風向きや雨の強さによって雨水が入り込んだりする場合もあります。冷暖房を効かせる一部屋としてではなく、室内と庭の中間にある空間として考えてください。
暑さが心配なら、内部日除け、換気、網戸、屋根材、開口部の選び方が大切です。ただし、オプションを追加すれば居室と同じになるわけではありません。どの季節に、何時ごろ、どのくらい使うのかを整理し、期待する使い方と商品の性能を合わせる必要があります。
また、外壁へ固定する工事では、住宅メーカーの外壁保証に影響する場合があります。固定資産税も、構造や自治体の判断によって課税対象となる場合があります。購入前にハウスメーカーや自治体へ確認し、設置場所と工事方法を現場調査で相談してください。
価格改定を避けることだけを優先し、工事費込みで100万円を超える自分に合わない商品を選ぶと、使い始めてからの後悔につながります。分からない場合は、1商品に決めてから相談するのではなく、「洗濯中心」「庭でくつろぎたい」「外からの視線を抑えたい」など、使い方を伝えて候補を比べる方が現実的です。
写真の印象だけで決めず、開け閉めの頻度、家具の置き方、日差しの向きまで具体的に考えると、必要な仕様と不要な仕様を分けやすくなります。

値上げ前に動く人・急がなくてよい人
今年中に付ける予定なら、まず現場調査まで進める
もともと2026年中に設置する予定で、使い方と設置場所がある程度決まっている方は、9月中に現場調査まで申し込むことをおすすめします。そこで確認するのは、購入の決断ではありません。設置できる商品、サイズ、床や外壁の納まり、室外機などとの干渉、商品納期、工事工程です。
商品が決まっていなくても、「洗濯物干しのサンルームを付けたい」「庭にガーデンルームが欲しい」という段階で依頼できます。現地を見て、サニージュで目的を満たせるのか、ガーデンルームまで必要なのかを整理し、見積もりを確認してから決めてください。
反対に、まだ使い道が決まっていない方、外構全体の計画が固まっていない方、居室のように使いたい方は、値上げだけを理由に急がない方がよいでしょう。定価差を避けられても、使わない機能や合わない納まりへそれ以上の費用をかけては意味がありません。
判断の順番は、価格改定ではなく「何に使うか」「どこへ付けるか」「どの商品なら納まるか」「工事費込みでいくらか」です。価格改定は、その条件が見えたあとに、今年進めるか来年にするかを考える材料です。迷っている場合は、契約ではなく現場確認まで進めると、判断に必要な情報がそろいます。
家族で使い方が一致していない場合も、先に相談しておきましょう。洗濯中心とくつろぎ中心では、必要な開口部や床、日除けが変わります。価格の期限より、設置後に誰がどう使うかをそろえる方が重要です。

当店の旧価格対応は2条件を両方満たすこと
当店では、2026年9月30日までに現場調査をご依頼いただき、2026年12月15日までに工事を完了できる場合、旧価格で対応します。どちらか一方ではなく、2つとも必要です。これはコウケンネット独自の対応であり、LIXIL共通の制度ではありません。
現場調査を実際に行う日は10月以降でも大丈夫です。9月30日までにご依頼いただいていれば、日程を調整して10月以降に現地を確認する場合も対象です。ただし、現場調査を申し込んだだけで旧価格が確定するわけではありません。施工可否、対応エリア、商品在庫・納期、現場条件、工事工程などにより、12月15日までに完工できない場合は旧価格対応をお約束できません。
現場調査の申し込みは契約ではありません。調査後に、設置できる商品と仕様、図面、見積もり、工程をご確認いただき、そのあとで進めるかどうかを判断できます。商品名を決め切っていない場合は、希望する使い方と設置場所をお知らせください。
旧価格を希望する場合は、締切直前に商品だけを決めるのではなく、まず現場調査を依頼し、12月15日までに完工できる工程かを確認することが大切です。日程には地域や施工内容による差があるため、余裕を持ってご相談ください。
調査時には、希望商品が未定であること、今年中の設置を希望していることをそのままお伝えください。無理に商品名を決めて申し込む必要はありません。

動画で新旧価格と5商品の違いを確認
価格表と施工イメージを13分で解説
YouTubeでは、5商品の現行価格表と10月以降の価格表を画面で示しながら、代表仕様の条件と差額を解説しています。記事の表だけでは分かりにくい、サニージュと4つのガーデンルームの見た目、折戸、腰壁、開放感、内天井、意匠性の違いも確認できます。
動画の前半では、定価が約17〜20%上がることと、工事費込みの総額が一律20%上がるわけではない理由を説明しています。後半では、実用性ならサニージュ、折戸と木目ならGF、腰壁と落ち着きならココマ、大開口と内天井ならジーマ、高級感とクラシカルな意匠なら暖蘭物語という分岐を整理しました。
動画を見て商品を1つに決め切る必要はありません。候補を1〜2商品へ絞り、「この使い方ができるか」「自宅に納まるか」「工事費込みでいくらになるか」を現場調査で確認するためにお使いください。価格だけでなく、使い始めた後の暮らしを想像して選ぶことが大切です。
より詳しい商品選びは、戸建てに設置するサンルーム・ガーデンルームの選び方も参考にしてください。サニージュとガーデンルームGFで迷っている方は、サニージュとガーデンルームGFの違いで、実用性と庭とのつながりを詳しく比較できます。
動画と記事は同じ代表仕様を基準にしています。数字を見返したいときは記事、商品の姿や選び方の流れを確認したいときは動画、というように使い分けてください。
まとめ:価格より先に、使い方と設置条件を確認する
2026年10月1日から、LIXILのサンルーム系5商品のメーカー希望小売価格は改定される予定です。今回の代表仕様では、サニージュが17万6,500円、GFが19万3,700円、ココマが22万8,500円、ジーマが27万1,140円、暖蘭物語が34万5,900円上がります。
ただし、この定価差がそのまま工事費込みの支払額へ加算されるわけではなく、総額が一律20%上がる意味でもありません。商品値引き、基本工事、追加工事、オプション、消費税を含む同条件の見積もりで比べる必要があります。
洗濯物干しと実用性が中心なら、まずサニージュ。庭との一体感やデザインを求めるなら、GF、ココマ、ジーマ、暖蘭物語を目的別に検討します。ガーデンルームは住宅の居室と同じではないため、暑さ、寒さ、結露、雨の入り込みも含めて考えてください。
当店の旧価格対応は、2026年9月30日までの現場調査依頼と、2026年12月15日までの工事完了の両方が条件です。現場調査の実施は10月以降でも対象ですが、工程上12月15日までに完工できない場合はお約束できません。
ネットでエクステリア工事を依頼するのは不安だと思います。当店は現場調査もお見積もりも無料で、決めるのは内容を確認した後で大丈夫です。商品が決まっていなくても、希望する使い方から一緒に候補を整理できます。
商品が決まっていなくても大丈夫です。まずは登録不要の自動見積もりで工事費込み概算を確認し、必要な方だけ無料の正式見積もり・現場調査へ進めます。正式見積もりの依頼は契約ではなく、内容を確認してから判断できます。
商品が未定の方も、5商品を比べながら概算を確認できます。
