こんにちは! LIXIL商品を取り扱うプロの視点から、皆さまの暮らしを豊かにするヒントをお届けします。
「テラス囲いを後付けしたい」「庭やバルコニーをもっと活用したい」とお考えですか?
洗濯物干しスペースの確保や、雨の日でも安心なくつろぎ空間として、テラス囲いへの関心は高まっています。
戸建てにお住まいなら、お庭やバルコニーを有効活用したいですよね。
そんな願いを叶える選択肢として、LIXILがおすすめするのがテラス囲い「サニージュ」です。
多くのお客様に選ばれ、「付けてよかった!」と満足いただいているサニージュの魅力と、後付けのポイントをご紹介します。
- LIXILのテラス囲い「サニージュ」の具体的なメリットと多様な活用方法
- サニージュの種類やオプション、サンルームとの違い
- サニージュを自宅に後付けする際の設置条件、費用、注意すべき点
- 後悔しないためのサニージュの選び方と効果的なオプション選択のコツ
テラス囲いの後付けで広がる、LIXIL「サニージュ」の魅力
「テラス囲いを後付けすると、どんな良いことがあるの?」
LIXIL「サニージュ」がもたらすメリットや可能性を見ていきましょう。
雨の日も花粉の季節も安心!毎日のお洗濯が劇的にラクになる

テラス囲いを検討する一番の理由は「洗濯物干しスペース」の確保ではないでしょうか。
サニージュを後付けすれば、毎日のお洗濯が驚くほど快適になります。
最大のメリットは、天気に左右されなくなること。
急な雨の心配や、天気が悪い日の洗濯の諦めから解放されます。
外出中の雨の心配がないのは、特に共働きのご家庭には大きなメリットです。
「夜でも気兼ねなく洗濯できる」という声も聞かれます。
さらに、花粉や黄砂、PM2.5などから衣類を守れるのも大きな魅力。
花粉症の方には、外干しできない時期のストレス軽減につながります。
サニージュは風を効率よく取り込む開口設計で、洗濯物が乾きやすい工夫もされています。
縦すべり出し窓や採風ドアなどを組み合わせれば、湿気がこもりにくく、自然の風で乾かせます。
オプションの換気扇やサーキュレーターを使えば、梅雨時でも乾燥効率アップ。
日々の洗濯ストレスを減らす、それがサニージュの価値です。
リビングの延長?趣味の空間?サニージュの多彩な活用法

サニージュの魅力は洗濯物干しだけではありません。
アイデア次第で、暮らしを豊かにする多目的空間として活躍します。
「床納まり」タイプなら、お部屋と床がフラットにつながり、リビングが広がったような感覚に。
椅子やテーブルを置いて、お茶を飲んだり読書を楽しんだりするリラックス空間にぴったりです。
日当たりが良いので、観葉植物を育てるグリーンスペースにも最適。

「土間納まり」タイプなら、お庭と直接つながるスペースとして活用できます。
ガーデニング用品置き場、作業スペース、自転車やアウトドア用品の保管にも便利です。
汚れても掃除しやすく、お子様の遊び場やペットの日向ぼっこスペースとしても気兼ねなく使えます。
季節物などの収納スペースとしても役立ちますが、物置状態にならないよう計画も大切ですね。
LIXILの人工木デッキ「樹ら楽ステージ」などと組み合わせれば、お部屋とお庭をつなぐ快適な中間領域が生まれます。
晴れた日はウッドデッキ、雨の日や花粉が気になる日はサニージュ、といった使い分けも可能です。
サニージュは、暮らしの可能性を広げる柔軟な空間なのです。
サンルームより手軽? テラス囲い「サニージュ」を選ぶメリット

「サンルーム」と「テラス囲い」の違いをご存知ですか?
「サンルーム」は部屋に近い構造で気密性・水密性が高く、基礎工事が必要で費用も高めです。
一方、LIXILのサニージュは「テラス囲い」に分類され、サンルームほどの気密性・水密性はありませんが、施工が比較的シンプルで費用を抑えられるのが大きなメリット。
一般的な費用相場は、テラス囲いが50万円~70万円程度からに対し、サンルームは120万円以上、時には200万円を超えることも。
手軽に快適な囲い空間を手に入れたい方には、サニージュが魅力的です。
基礎工事が必須でないケースが多く、工事期間を短縮できるのもポイント。
また、固定資産税についても違いがあります。
サンルームは基本的に課税対象ですが、テラス囲いのサニージュは自治体の判断により課税対象外となる場合があります。(ただし、多くの場合はテラス囲いでも課税対象となります)
費用を抑えたい、税負担も気になる方には、サニージュのようなテラス囲いが適しています。
実は種類が豊富! 我が家にぴったりのサニージュを見つけよう
サニージュは、お客様のお住まいや使い方に合わせて、豊富な選択肢からぴったりのものを選べます。
設置方法(納まり)は、「床納まり」「土間納まり」「バルコニー納まり」「ハーフ囲い納まり」「オープン納まり」など多彩。

屋根の形も直線的な「F型」とカーブのある「R型」から選べます。
本体色も全6色あり、ご自宅のサッシ色と合わせると統一感が出ます。
機能面も充実。
屋根材は紫外線をほぼ100%カットし、室温上昇を抑える「熱線吸収タイプ」や、汚れにくい「防汚機能付き」も選択可能。
床材も標準の「デッキボード」のほか、「フローリング調」や人気の「人工木デッキ」が選べます。
開口部(窓やドア)も、引き違い窓、縦すべり出し窓、ルーバー窓、ドア、採風ドアなど、自由に組み合わせられます。
サニージュは、お客様一人ひとりのご要望に合わせてカスタマイズできる、自由度の高い製品です。
きっとお住まいにぴったりの一台が見つかりますよ。
お客様満足度が高い!サニージュを選んだ方々の声
私たちがサニージュを自信を持っておすすめする最大の理由は、実際に設置されたお客様からの満足度が非常に高いことです。
特に多いのは、「洗濯物の心配から解放された!」という喜びの声。

「雨の日でも安心」「夜に干せるのが便利」「花粉のストレスがなくなった」など、家事が楽になった実感の声が多数寄せられています。
また、「部屋が増えたみたい」「リビングが広くなったように感じる」といった空間的なゆとりへの満足感や、「子供の遊び場」「ペットの日向ぼっこスペース」など、ご家族それぞれの使い方で重宝されている様子も伺えます。
「思った以上にしっかりした造りで安心した」という品質への評価も多くいただきます。
設置後に「本当に付けてよかった」というお言葉をいただくことが多く、私たちも嬉しく思っています。
お客様の生の声こそが、サニージュの価値を物語っています。
LIXILサニージュを後付け!設置前に知っておきたい重要ポイント
サニージュの魅力をお伝えしましたが、後付けを検討する際には、事前に確認すべき大切なポイントがあります。
設置後の後悔を防ぐためにも、しっかりチェックしましょう。
我が家にも付けられる? サニージュ後付けの設置条件チェック
「うちにもサニージュ、付けられる?」
サニージュは後付け可能ですが、設置にはいくつかの基本的な条件があります。
まず、お住まいの構造。基本は木造住宅向けですが、パネル工法など下地が不明な場合は難しいことがあります。RC造や軽量鉄骨造は専用部材が必要な場合があります。

次に、設置スペース。壁面に十分なスペースが必要です。
- サッシ上部: 屋根固定用の「垂木掛け」スペース(目安10cm~15cm)。シャッターボックスがある場合は特に注意。
- サッシ下部: 床固定用の「根太掛け」スペース(目安10cm以上)。狭い場合は「水切り逃げ部材」が必要です。
設置場所にエアコン室外機や給湯器などの障害物がないかも確認しましょう。移動や撤去には別途費用がかかることがあります。戸袋がある場合は「戸袋逃げ」納まりも可能です。
設置階数は1階または2階のバルコニーに限られます(3階以上は不可)。2階は「造り付けバルコニー」が基本です。
これらは目安であり、実際の設置可否は専門家による現場調査が必要です。多くの場合無料ですので、気軽に相談してみてください。
気になる費用は? サニージュ後付けの価格と高くなるケース
次に気になるのは費用ですよね。
一般的な大きさ・タイプのサニージュなら、工事費込みで50万円台あたりからが目安です。サンルームと比べると手頃感があります。
ただし、これは基本ケースの目安。お住まいの状況やご要望によっては、追加部材や作業が必要になり、費用が上がることがあります。
どんな場合に費用が上がりやすいか、主な要因を知っておきましょう。
サニージュ後付けで費用が上がる主なケース
費用が上がる要因 (Factor) | 必要な状況・理由 (Reason/Condition) | 費用の目安 (Estimated Impact) |
ランマ付き仕様 (Runma/Transom) | サッシ上部の高さが足りない場合(シャッターボックス等)。サニージュ全体の高さを上げるため、窓上に小さな窓(ランマ)を追加。 | 定価ベースで十数万円程度アップ |
水切り逃げ部材 (Mizukiri Nige Parts) | サッシ下部の壁面固定スペースが不足(目安10cm未満)。床部分を安定固定するため、特殊な金物や下地材を追加。 | 追加部材費・工事費が発生 |
施工補助部材 (Installation Aids) | 外壁が垂直でない場合の調整部材や、特殊な壁構造(通気工法、RC造等)に対応する専用ビス等が必要な場合。 | 追加部材費・工事費が発生 |
戸袋逃げ納まり (Tobukuro Nige Fit) | 設置場所に雨戸の戸袋があり干渉する場合。戸袋を避けて設置する特殊な納まり。 | 追加部材費・工事費が発生 |
障害物の撤去・移設 (Obstacle Removal) | 設置場所にエアコン室外機、給湯器、外水栓等があり、移動・撤去が必要な場合。 | 実費(撤去・移設費用) |
特殊な現場加工 (Special Site Work) | 地面がコンクリートで柱穴開け(ハツリ工事)、地盤補強、建物の形状に合わせた部材加工等、標準外の作業が必要な場合。 | 別途お見積り |
オプション追加 (Adding Options) | 物干し金具、網戸、内部日除け、カーテンレール、ステップ、換気扇、床材グレードアップ(人工木デッキ等)の追加費用。 | オプション費用が加算 |
費用は現場状況で大きく変動します。カタログ価格だけでなく、必ず専門業者に現場を見てもらい、正確な見積もりを取りましょう。
「見積もり無料」の業者がほとんどですので、まずは気軽に相談し、総額を把握することから始めましょう。
既存のウッドデッキには設置できる? 知っておきたい注意点
「今あるウッドデッキの上にサニージュを置けますか?」
これはよくいただくご質問ですが、LIXILのメーカー基準では、既存ウッドデッキへの直接設置は基本的に推奨していません。
理由は、サニージュは建物本体にしっかり固定されることで強度・安全性が保たれる設計だからです。
既存デッキがサニージュの重量や負荷に耐えられる強度を持つか、安全に固定できる構造か、保証できないためです。
施工業者によっては、調査・補強の上で対応するケースもありますが、メーカー基準外のため保証や安全性は慎重に考える必要があります。
LIXIL推奨の方法は、まずサニージュを建物に設置し、その後でサニージュの床高に合わせてウッドデッキを新設(または再施工)する順番です。
LIXILの人工木デッキ「樹ら楽ステージ」など、相性の良い製品とのセット検討がおすすめです。
既存デッキがある場所に設置する場合、撤去・処分費用も考慮が必要です。
自己判断せず、専門業者に現場を見てもらい、最適な方法を相談しましょう。
テラス囲いの弱点? 雨漏りや結露、暑さ寒さ対策
サニージュは便利ですが、「部屋」とは異なる特性も理解しておきましょう。
特に気密性・水密性は、居室ほど高くありません。
そのため、台風のような激しい雨風では、サッシ隙間などから雨水が多少侵入する可能性があります。
絶対に濡らしたくない物の置きっぱなしは避けましょう。
また、気温差が大きい時期や梅雨時には結露が発生することもあります。
こまめな換気で抑制効果が期待できます。
多くの方が気にするのが夏の暑さと冬の寒さ。
ガラス等で囲まれた空間は、夏は内部温度が高くなりやすく(温室状態)、冬は外気温の影響を受けやすく寒さを感じやすいです。

しかし、対策も用意されています。
夏の暑さ対策には、屋根材の選択が重要。「熱線吸収タイプ」や「熱線吸収アクアポリカ」は、太陽光の熱線をカットし、内部温度上昇を抑えます。
オプションの「内部日除け」や遮熱カーテンも効果的です。
そして最も重要なのが「換気」。窓を開けたり、換気扇やサーキュレーターで熱気をこもらせないようにしましょう。
冬の寒さについては、日中の晴れた日は日差しで暖かくなることもありますが、夜間や曇りの日は冷え込みます。暖房器具の利用も検討しましょう。
屋根の雨音が気になる場合は、寝室隣への設置を避けるなどの工夫も有効です。
サニージュの特性は、適切なオプション選びや使い方で快適性を高められます。
正直に特性をお伝えし、最適な対策をご提案するのがプロの役割です。
後悔しないために!サニージュ選びとオプション活用のコツ
最後に、後付けで「本当に付けてよかった!」と満足していただくための、サニージュ選びとオプション活用のコツをまとめます。
一番大切なのは、「何のためにサニージュが欲しいのか」目的を明確にすること。
洗濯物干し優先か、くつろぎスペースか、ペット用か…。目的がはっきりすれば、必要なサイズや納まり、オプションが見えてきます。
サイズ選びも重要。使う場面を具体的に想像しましょう。「洗濯物は何人分干したいか?」「テーブルと椅子を置く広さは?」など。
小さすぎて使いにくい、大きすぎて庭が狭く感じる、といった後悔を防ぐため、じっくり検討しましょう。
オプション選びは、目的と予算に合わせて賢く選択。
- ほぼ必須:
- 網戸: 換気時の虫侵入を防ぐため、ほぼ必須。
- 物干し金具: 洗濯物干し目的なら当然必要。耐荷重や使い勝手に合わせて選びましょう(吊り下げ式、上下可動式など)。
- 快適性UP:
- 熱線吸収タイプの屋根材: 夏の暑さ対策に効果大。
- 内部日除け: 屋根材と併用でさらに日差しを和らげる。
- カーテンレール: 視線カットや日差し調整に便利。
- エコカラットプラス: 調湿・脱臭効果で快適性向上。
- 利便性UP:
- ステップ: 土間納まりなどの出入りを楽に。
- 床下メッシュ囲い: 床下への物やペットの侵入防止。
- 換気扇: 梅雨時の洗濯物干しをサポート。
メンテナンスも考慮しましょう。定期的な掃除で綺麗に保てます。お手入れを楽にしたいなら、汚れにくい屋根材(熱線吸収アクアポリカなど)も検討を。
迷ったら、遠慮なくLIXIL商品のプロにご相談ください。
お客様の状況やご要望に合わせ、最適なプランをご提案します。
まとめ
LIXILのテラス囲い「サニージュ」は、洗濯物干しの悩み解消から、趣味やくつろぎのスペース創出まで、暮らしに新たな価値と快適さをもたらす魅力的な製品です。
後付けには設置条件の確認や、費用、テラス囲いならではの特性(暑さ寒さ、雨水侵入の可能性など)への理解が必要です。
しかし、それらを理解し、適切なプランニングとオプション選択を行えば、きっと「付けてよかった!」と思える満足度の高い空間を実現できます。
「うちにはどのタイプ?」「オプションは?」「費用は?」
具体的な疑問があれば、ぜひお気軽にLIXIL商品を取り扱うお近くの販売店にご相談ください。
プロとして、最適なサニージュ選びから快適な空間づくりまで、責任を持ってサポートします。
多くの販売店では、無料で現地調査・お見積もりを承っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
皆さまの理想の暮らしづくりのお手伝いができることを、楽しみにしております。
テラス囲いの後付け まとめリスト
- LIXILサニージュは後付け可能なテラス囲いである
- 天候に左右されずに洗濯物を干せるスペースを提供する
- 花粉や黄砂、PM2.5などから洗濯物を守る
- リビングの延長や趣味の空間など多目的な利用が可能である
- サンルームと比較して施工が容易で費用を抑えやすい傾向がある
- 固定資産税の課税対象外となる場合がある
- 設置場所や用途に応じた多様な納まりタイプを選択できる
- 屋根形状、本体色、機能性屋根材、床材などの選択肢が豊富である
- 窓やドアの種類を自由に組み合わせ、カスタマイズ性に優れる
- 設置後の顧客満足度は高く、特に洗濯関連の利便性向上が評価されている
- 後付けには建物の構造、壁面スペース、建ぺい率などの設置条件確認が必須である
- 設置費用は現場状況や追加オプションにより変動する
- 既存ウッドデッキ上への直接設置は基本的に推奨されていない
- 雨仕舞いや結露、温度変化といったテラス囲い特有の性質への理解が必要である
- 設置目的を明確にし、適切なサイズやオプションを選ぶことが後悔しないポイントである