念願のウッドデッキを手に入れた!リビングから続く開放的な空間は、家族の笑顔が集まる特別な場所になりますよね。
天気の良い日には、お茶を飲んだり、お子さんやペットと遊んだり、バーベキューを楽しんだり…想像するだけでワクワクします。
でも、実際にウッドデッキで過ごしてみると、「あれ?お隣さんの窓から見えてるかも…」「道路からの視線が意外と気になるな…」なんて感じたことはありませんか?
せっかくのくつろぎ空間なのに、周りの目が気になってしまうと、なんだか落ち着かないですよね。ウッドデッキの魅力である開放感を大切にしつつ、プライバシーもしっかり確保する。このバランスが、ウッドデッキを本当に心地よい場所にするための鍵なんです。
「でも、どんな目隠しを選べばいいの?」「おしゃれな雰囲気を壊したくないんだけど…」そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください!私たちLIXIL商品の販売店では、そんなウッドデッキの目隠しに関するお悩みを解決する、さまざまなアイテムをご用意しています。特に、2025年には待望の新商品も登場し、選択肢がさらに広がりました。
この記事では、ウッドデッキの目隠し選びのポイントから、LIXILの最新フェンス情報、そして目的やライフスタイルに合わせたおすすめの目隠し方法まで、詳しくご紹介していきます。
あなたのお家にぴったりの、快適でプライベートなウッドデッキ空間づくりのヒントがきっと見つかりますよ。
ウッドデッキの目隠し、最新トレンドはLIXILの新フェンス!
ウッドデッキでの過ごし方は人それぞれですが、「周りの視線を気にせず、もっとリラックスしたい」という思いは共通ですよね。
まずは、なぜウッドデッキに目隠しが必要なのか、そして今注目のLIXIL最新フェンスについて詳しく見ていきましょう。
なぜウッドデッキに目隠しが必要?気になる視線と解決策

ウッドデッキを作ったものの、「思ったよりお隣の家の窓と近かった」「リビングが道路から丸見えになってしまった」など、プライバシーに関する悩みは意外と多いものです。
朝食をウッドデッキで食べたいけど人目が気になる、子供を安心して遊ばせたいけど道路への飛び出しも心配、洗濯物を干したいけど生活感が出すぎるのはちょっと…など、具体的なシーンを想像すると、目隠しの必要性を感じる方もいらっしゃるでしょう。
せっかく作ったウッドデッキも、視線が気になって使わなくなってしまってはもったいないですよね。プライバシーが確保されて初めて、ウッドデッキはリビングの延長線上にある、心からくつろげる「第二のリビング」としての役割を果たせるようになります。
ただ、どれくらいの目隠しが必要かは、状況によって異なります。例えば、隣家からの視線だけを遮りたい場合と、道路からの不特定多数の視線を遮りたい場合では、必要な高さや目隠しの度合いも変わってきます。
一般的に、立っている人の視線を遮るには180cm程度の高さが目安とされていますが、座っている時の視線を遮る、あるいは防犯目的であれば150cm程度でも効果がある場合があります。
とはいえ、完全に壁で覆ってしまうと、ウッドデッキ本来の開放感が失われてしまうことも。大切なのは、気になる視線はしっかり遮りつつ、光や風を取り入れたり、デザイン性を損なわなかったりと、快適さとのバランスを取ることです。
最近の目隠しフェンスは、機能性だけでなくデザイン性も進化しており、圧迫感なくプライバシーを守る工夫が凝らされています。これからご紹介するLIXILの新商品も、まさにそんな現代のニーズに応える選択肢の一つなんですよ。
【2025年新登場】LIXIL「デッキフェンス(アルミ仕様)」徹底解説!

ウッドデッキの目隠しをお考えの方に、ぜひ注目していただきたいのが、2025年春(4月/6月)にLIXILから新登場した「デッキフェンス(アルミ仕様)」です。これは、まさに「ウッドデッキの目隠し」というニーズに応えるために開発された、LIXILの最新ソリューションなんです。
まず注目したいのが、素材に「アルミ」を採用している点。アルミは、天然木や樹脂と比べて耐久性や耐候性に優れているのが大きなメリットです。雨風や紫外線による劣化が少なく、色褪せもしにくいので、美しい状態を長く保つことができます。お手入れの手間がかからないのも嬉しいポイントですね。
そして、この新しいアルミ仕様のデッキフェンスは、これまでの目隠しフェンスの「ちょっと困った」を解決する工夫が満載です。
一つ目は、価格と性能のバランス。これまで、しっかり目隠しできる高さとデザイン性を求めると、樹脂製のフェンスなどが主流でしたが、価格が少し高めになる傾向がありました。一方、従来の安価なアルミフェンスは、高さが足りなかったり、デザインがシンプルすぎたりして、目隠し用途には物足りない面も。この新しいアルミ仕様は、求めやすい価格帯でありながら、デザイン性や機能性を高めることを目指して開発されました。
二つ目は、こだわりのデザイン。ウッドデッキ側から見ても、お庭側から見ても美しい「内外同デザイン」を採用。ネジやキャップなどの部品ができるだけ目立たないように工夫されており、とてもすっきりとした印象です。カラーバリエーションも豊富で、シャープなアルミ色から温かみのある木目調のラッピング色まで、お住まいの外観やウッドデッキに合わせて選べます。
三つ目は、しっかり目隠しできる高さ。最大でT-18サイズ、つまり高さ1800mmまで対応可能。これだけの高さがあれば、気になる視線をしっかりカットして、プライベートな空間を作り出すことができます。

四つ目は、ペットへの配慮。フェンスの一番下の板とウッドデッキの床板との間にできるすき間を、わずか50mmに設計。これにより、小型犬などのペットがすり抜けてしまうのを防ぎやすくなっています。大切な家族であるペットが安心して過ごせる空間づくりにも貢献します。
五つ目は、設置のしやすさ。多くの場合、既存のウッドデッキ(対応機種に限る)に後から取り付けることが可能です(T-18サイズなど一部条件を除く)。ライフスタイルの変化に合わせて、「やっぱり目隠しが欲しいな」と思った時に追加できるのは嬉しいですよね。
このように、LIXILの新しい「デッキフェンス(アルミ仕様)」は、価格・デザイン・機能性・安全性といった、ウッドデッキの目隠しに求められる多くの要素をバランス良く満たした、注目の新商品と言えるでしょう。
どこが変わった?従来の樹脂製・アルミ製フェンスとの比較
「新しいアルミ仕様のデッキフェンス、良さそうだけど、今までのフェンスと具体的にどう違うの?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
LIXILには、これまでもウッドデッキ用のフェンスとして、主に樹脂(人工木)製のものや、シンプルなアルミ製のものがありました。それらと比較することで、新しいアルミ仕様の特長がより分かりやすくなるかと思います。
まず、LIXILの代表的な人工木デッキ「樹ら楽ステージ」などに設置できる、従来の「デッキフェンス(人工木仕様)」と比較してみましょう。人工木(樹脂)製のフェンスは、天然木のような温かみのある質感が魅力で、デザインのバリエーションも豊富です。目隠し効果の高いデザインも多くラインナップされています。

ただ、一般的にアルミ製に比べると価格が高くなる傾向があります。新しいアルミ仕様は、この価格面でのハードルを下げつつ、人工木製フェンスに匹敵するような高い目隠し性能(T-18サイズ)と、洗練されたデザインを実現している点が大きな違いです。素材の特性として、アルミの方がより耐候性に優れ、経年による色みの変化が緩やかという側面もあります。
次に、以前からある、よりシンプルな構造のアルミ製フェンスと比較してみましょう。これらは比較的安価な場合が多いですが、目隠し用途として十分な高さの選択肢が少なかったり、デザインが機能性重視でやや無骨な印象だったりすることがありました。
新しいアルミ仕様のデッキフェンスは、同じアルミ素材でありながら、デザイン性を大幅に向上させ、T-18という高尺サイズも用意することで、目隠しとしての機能と見た目の美しさを両立させています。
ここで、それぞれの特徴を簡単に比較してみましょう。
特徴 | デッキフェンス(アルミ仕様・2025年新登場) | デッキフェンス(人工木/樹脂仕様 例:樹ら楽ステージ用) | 従来のアルミフェンス(シンプルなタイプ) |
主な素材 | アルミ形材 | 人工木/樹脂 | アルミ形材 |
価格帯(目安) | 中 | 高 | 低~中 |
目隠しに適した高さ(最大) | T-18 (1800mm) 対応 | 高いものあり | 低い/限定的 |
デザイン性 | 内外から美しい、スリム | 木質感、デザイン多様 | シンプル、機能的 |
ペット配慮すき間 | 50mm 標準 | 機種による | 配慮なし/大きい場合あり |
後付けのしやすさ | T-18等除き可/比較的容易 | 機種・状況による | 不可/困難な場合が多い |
※価格帯や仕様は製品・サイズにより異なります。あくまで一般的な傾向です。
このように比較してみると、新しい「デッキフェンス(アルミ仕様)」は、従来の選択肢の「良いところ」を取り入れつつ、「ちょっと残念だったところ」を改善しようとしているのが分かりますね。
しっかり目隠ししたい、でも予算も気になる、デザインにもこだわりたい、ペットもいる…そんな多くのご要望に応えられる、バランスの取れた新しい選択肢として登場したのです。
高い目隠しも実現!T-18サイズとペットに優しい安心設計

新しい「デッキフェンス(アルミ仕様)」の大きな魅力の一つが、しっかりとした高さでプライバシーを守れる点です。特に注目したいのが「T-18」というサイズ。これは、フェンスの高さが1800mm(1.8メートル)あることを示しています。
1800mmの高さがあれば、一般的な成人男性の身長よりも高いため、お隣や道路から立っている人の視線を効果的に遮ることができます。ウッドデッキで過ごす際に、周囲の目を気にすることなく、心からリラックスできる空間を作り出すのに十分な高さと言えるでしょう。
「隣の家の2階からの視線が気になる」「道路に面していて落ち着かない」といったお悩みを持つ方には、このT-18サイズは非常に心強い味方になります。
そしてもう一つ、見逃せないのがペットへの配慮です。ウッドデッキでワンちゃんやネコちゃんを遊ばせたい、という方も多いですよね。でも、フェンスのすき間から脱走してしまわないか心配…という声もよく聞きます。
この新しいデッキフェンスは、そんな飼い主さんの不安に応えるため、フェンスの一番下の部分とウッドデッキの床板との間のすき間を、わずか50mm(5cm)に設計しています。
一般的なフェンスでは、このすき間がもっと大きい場合があり、小型犬や子猫などがすり抜けてしまう可能性がありました。50mmという幅であれば、多くの小型ペットの脱走を防ぐことができ、安心してウッドデッキで遊ばせることができます。
さらに、このデッキフェンスには、お揃いのデザインの「開き戸(アルミ仕様)」も用意されています。フェンスと開き戸を組み合わせることで、ウッドデッキ全体をぐるっと囲うことができ、小さなお子様やペットが外に飛び出してしまうのを防ぐ、安全な「遊び場」としても活用できます。
このように、T-18サイズによるしっかりとした目隠し性能と、50mmのすき間設計によるペットへの配慮は、ウッドデッキでの過ごし方をより安全で快適なものにしてくれる、嬉しい特長と言えるでしょう。
我が家流にカスタマイズ!デザイン・カラー選びのポイント

せっかくウッドデッキに目隠しフェンスを設置するなら、機能性だけでなく、見た目にもこだわりたいですよね。新しい「デッキフェンス(アルミ仕様)」は、デザインやカラーの選択肢も豊富で、お住まいのスタイルに合わせてカスタマイズできるのが魅力です。
まず、デザインは主に2つのタイプから選べます。一つは「P01型」と呼ばれる横スリットデザイン。水平ラインが強調され、モダンですっきりとした印象を与えます。もう一つは「P02型」と呼ばれるランダム横格子デザイン。太さの異なる横格子がリズミカルに配置され、表情豊かな印象になります。どちらを選ぶかで、ウッドデッキの雰囲気が変わってきますね。
カラーバリエーションも充実しています。素材感を活かしたアルミ形材色としては、クールで都会的な「ブラック」と、上品で合わせやすい「シャイングレー」があります。
さらに、アルミ形材に木目調のラッピングを施したタイプも5色用意されています。明るくナチュラルな「オーク」や「チェリーウッド」、落ち着いた雰囲気の「クリエモカ」や「クリエダーク」、深みのある木目が特徴の「ラスティックオーク」など、まるで本物の木のような温かみのある表情を選ぶことができます。
では、たくさんの選択肢の中から、どうやって我が家にぴったりのデザインやカラーを選べば良いのでしょうか?いくつかポイントをご紹介します。
まずは、お住まいの外観スタイルに合わせてみましょう。例えば、モダンな住宅にはブラックやシャイングレーのアルミ色が、ナチュラルテイストの住宅には木目調の色がよく似合います。
次に、ウッドデッキの床材の色とコーディネートするのもおすすめです。LIXILの人工木デッキ「樹ら楽ステージ」には、ペールウッドやグレーウッド、ライトウッドなど様々な色がありますので、デッキの色とフェンスの色を合わせると、統一感のある美しい空間になります。
お庭全体の雰囲気との調和も大切です。植栽が多いナチュラルガーデンには木目調が馴染みやすいですし、スタイリッシュなデザインのお庭にはアルミ色が映えるでしょう。
また、色の濃さによっても印象が変わります。濃い色は空間を引き締めてくれますが、少し圧迫感を感じる場合もあります。逆に、明るい色や木目調は、圧迫感を和らげ、より自然な雰囲気になります。どちらが良いかは、好みや設置する場所の広さなども考慮して選ぶと良いでしょう。
このように、デザインやカラーをじっくり選ぶことで、単なる目隠しとしてだけでなく、ウッドデッキ空間をより素敵に演出するアイテムとして、フェンスを活用することができます。ぜひ、我が家らしい組み合わせを見つけてみてくださいね。
LIXILなら選択肢いろいろ!ウッドデッキの目隠しと快適性アップ術
LIXILの新しい「デッキフェンス(アルミ仕様)」は、ウッドデッキの目隠しとして非常に魅力的な選択肢ですが、LIXILには他にも、さまざまな状況やニーズに応える目隠し・快適性アップのアイテムが揃っています。
ここでは、代表的なものをいくつかご紹介しましょう。
敷地境界にも活躍!LIXILの定番「フェンスAB」シリーズとは?
ウッドデッキの目隠しを考えるとき、必ずしもデッキ専用のフェンスだけが選択肢ではありません。特に、ウッドデッキがお隣との境界線近くにある場合などは、敷地境界に設置する一般的なフェンスが、そのままウッドデッキの目隠しとしても機能することがあります。

LIXILのフェンスの中でも、特に人気が高く、多くの住宅で採用されているのが「フェンスAB」シリーズです。このフェンスABは、もともとは敷地境界用として開発されましたが、その豊富なデザインと機能性から、ウッドデッキ周りの目隠しとしても活用できるんです。
フェンスABの魅力は、そのデザインの多様性。例えば、「YL2型」のように、すき間のない完全目隠しタイプは、プライバシーを最優先したい場合に最適です。一方で、同じYL2型でもルーバー(羽板)形状になっていて、視線は遮りつつ風を通すタイプもあります。
また、「YS3型」や「TS2型」のような横スリットや縦スリットのデザインは、適度に視線をコントロールしながら、光や風を取り入れたい場合にぴったりです。さらに、「YT1型」のように、半透明のパネルを使って、明るさを保ちながら目隠しするタイプもあります。
素材の組み合わせも選べます。全体がアルミ形材でできたシャープな印象のものから、表面に木目調のラッピングを施し、温かみのあるナチュラルな雰囲気を演出できる「片面木調タイプ」なども用意されています。内側(家側)は木目調、外側はアルミ色、といった使い方も可能です。

機能面でも、耐風圧強度が高いのが特徴です。標準で風速34m/秒相当、オプションで風速42m/秒相当にも対応できるため、台風が多い地域でも安心感があります。
価格帯については、デザインや高さ、材質によって幅がありますが、デザインによっては比較的手頃な価格で設置できる可能性もあります。
このように、フェンスABは、敷地境界とウッドデッキの目隠しを兼用したい場合や、豊富なデザインから選びたい場合に、有力な選択肢となるでしょう。
屋根+αでウッドデッキがもっと快適に!テラス屋根とスクリーン/シェード
ウッドデッキの悩みは、プライバシーだけではありませんよね。「夏の日差しが強すぎて、昼間はデッキに出られない」「急な雨で洗濯物が濡れてしまった」…そんな経験はありませんか?

ウッドデッキをより快適に、そしてもっと活用するために、屋根を設置するという方法があります。そして、その屋根にプラスアルファの工夫をすることで、目隠し効果も得られるんです。
LIXILには、「テラスVS」や「テラスSC」といった、デザイン性と機能性を兼ね備えたテラス屋根のラインナップがあります。ウッドデッキの上にテラス屋根を設置すれば、強い日差しを和らげ、雨の日でもデッキ空間を利用できるようになります。これだけでも、ウッドデッキの使い勝手は格段に向上しますよね。
さらに、このテラス屋根に目隠し機能をプラスできるオプションがあるんです。
一つは、「前面スクリーン」です。これは、テラス屋根の前面や側面に取り付ける固定式のパネルのこと。気になる方向からの視線を遮るだけでなく、雨や風の吹き込みを防ぐ効果もあります。素材や色はテラス本体と合わせられることが多く、デザイン的な一体感も保てます。耐風性能も考慮されているので安心です。
もう一つは、「スタイルシェード」です。これは、窓の外側に取り付ける、巻き取り式の布製の日よけ(シェード)ですが、テラス屋根の軒先などに取り付けることも可能です。使いたい時だけサッと引き出して日差しや視線をカットし、使わない時はすっきりと収納できます。
生地の種類によって、しっかり目隠しできるタイプと、適度に光を取り入れながら視線を和らげるタイプを選べるのもポイント。操作も簡単で、手軽に使えるのが魅力です。
テラス屋根とこれらのスクリーンやシェードを組み合わせることで、ウッドデッキはまるで「半個室」のような、天候に左右されにくく、プライバシーも保たれた、非常に快適な空間へと生まれ変わります。
単に目隠しをするだけでなく、ウッドデッキ全体の快適性を高めたい、という方には、この「屋根+α」の組み合わせがおすすめです。
日よけとおしゃれな目隠しを両立!オーニング「彩風CR型」の魅力
「フェンスでしっかり囲うのはちょっと大げさかも…」「日差し対策も一緒にできたらいいな」そんな方におすすめしたいのが、LIXILのオーニング「彩風(あやかぜ)」シリーズ、特に「CR型」です。

オーニングとは、一般的に建物の窓やテラスに取り付ける、布製の可動式の日よけのこと。日差しを効果的に遮ることで、ウッドデッキ上はもちろん、隣接する室内が暑くなるのを防ぎ、冷房効率を高める省エネ効果も期待できます。
そして、「彩風CR型」の最大の特徴は、通常のオーニング機能に加えて、先端部分(前枠)にメッシュ状のスクリーンが内蔵されている点です。このスクリーンを下に降ろすことで、日よけ効果を高めると同時に、外部からの視線を和らげる目隠しとしても機能するのです。
メッシュ素材なので、完全な目隠しというよりは、すだれのような感じで、適度に光や風を通しながら、気になる視線をソフトにカットしてくれます。特に、お隣の2階の窓からの見下ろすような視線が気になる場合などに効果的です。
使わない時は、オーニング本体もスクリーンもコンパクトに収納できるので、必要な時だけ日よけや目隠し効果を得て、普段は開放的な空間を保ちたい、というニーズにぴったりです。
また、彩風シリーズは、デザイン性にも優れており、住宅の外観をおしゃれに演出します。キャンバス(布地)の色や柄も豊富に選べます。操作方法も、手動タイプと、リモコンで簡単に開閉できる電動タイプがあります。さらに、一定の角度(20度以上)をつけて設置すれば、少々の雨なら雨よけとしても使えるというメリットも。
価格帯は、フェンスやテラス屋根とはまた異なる投資になりますが、日よけ、目隠し、雨よけ(条件付き)、そしてデザイン性向上と、一台で多くの役割を果たしてくれる多機能性が魅力です。日差し対策を主目的としつつ、プラスアルファで目隠し効果も欲しい、という方には最適な選択肢と言えるでしょう。
あなたに合うのはどれ?目的別ウッドデッキ目隠し選びガイド
ここまで、LIXILの新しいデッキフェンスをはじめ、さまざまな目隠し・快適性アップの方法をご紹介してきました。「いろいろあって、どれが我が家に合うのか迷ってしまう…」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、あなたの目的や優先順位に合わせて、どの方法がおすすめか、簡単にまとめてみました。
- とにかくしっかり目隠ししたい!コストパフォーマンスも重視したいなら→ 【おすすめ】デッキフェンス(アルミ仕様・2025年新登場)特に高さ1800mmのT-18サイズを選べば、プライバシーは万全。新しいアルミ仕様は、価格と性能のバランスにも優れています。
- お隣との境界フェンスと兼用したい。デザインにもこだわりたいなら→ 【おすすめ】フェンスABシリーズ敷地境界用のフェンスですが、デザインによってはウッドデッキの目隠しとしても十分機能します。豊富なデザインラインナップから、お住まいにぴったりのものを選べます。
- 雨の日も、日差しの強い日も、ウッドデッキを快適に使いたいなら→ 【おすすめ】テラス屋根 + 前面スクリーン or スタイルシェード屋根が基本的な快適性を確保し、スクリーンやシェードでプライバシーをプラス。全天候型の「アウトドアリビング」を実現できます。
- 一番の目的は日よけ。でも、時々は目隠しもしたい、という柔軟性が欲しいなら→ 【おすすめ】オーニング 彩風CR型日差し対策と、必要な時だけ使えるメッシュスクリーンでの目隠しを両立。使わない時は収納して開放的に。電動タイプなら操作も楽々です。
- 大切なペットが、ウッドデッキから脱走しないか心配なら→ 【おすすめ】デッキフェンス(アルミ仕様・2025年新登場)床板とのすき間が50mmというペットフレンドリーな設計が魅力。開き戸と組み合わせれば、さらに安全な空間を作れます。
これらの特徴を一覧表にまとめると、以下のようになります。
解決策 | 主な機能 | 目隠し度 | 快適機能(天候対応) | 費用目安 | おすすめのケース |
デッキフェンス(アルミ仕様・新) | プライバシー確保、ペット配慮 | 高 | なし | 中 | しっかり目隠ししたい、ペットがいる、コスパ重視 |
フェンスAB(敷地境界用) | 境界、プライバシー確保 | 中~高 | なし | 低~中 | 境界と兼用したい、デザインを豊富に選びたい |
テラス屋根 + スクリーン/シェード | 天候対策、プライバシー確保 | 中~高 | 雨・日差し ◎ | 高 | 全天候で快適に使いたい、アウトドアリビング希望 |
オーニング 彩風CR型 | 日よけ、プライバシー確保 | 中 | 日差し ◎、雨 △ | 高 | 日よけが主目的、角度のある視線が気になる |
※目隠し度、費用目安は一般的な傾向です。製品や仕様により異なります。
もちろん、これらはあくまで目安です。実際には、お住まいの状況やウッドデッキの形状、ご予算などによって最適な方法は変わってきます。
大切なのは、ご自身のライフスタイルや「ウッドデッキでどんな風に過ごしたいか」を具体的にイメージして、それに合ったものを選ぶことです。
後付けも可能?目隠しフェンス設置のタイミングと注意点
「ウッドデッキはもう設置してあるんだけど、今から目隠しフェンスって付けられるのかな?」これも、よくいただくご質問の一つです。結論から言うと、多くの場合、後付けは可能です!
特に、今回ご紹介したLIXILの新しい「デッキフェンス(アルミ仕様)」は、既存のウッドデッキ(対応機種に限る)への後付けを考慮して設計されています(一部の高尺サイズなどを除く)。多くの場合、デッキの端に取り付けられている幕板(化粧材)を一時的に外すだけで、比較的簡単に柱を建ててフェンスを取り付けることができるんです。
これは、従来の方法だと、床板を剥がしたり、デッキ下の構造材に補強を入れたりといった、より大掛かりな工事が必要になる場合があったことを考えると、大きなメリットと言えます。
もちろん、後付けが可能かどうかは、お使いのウッドデッキの種類や状態によって異なります。例えば、新しいアルミ仕様のデッキフェンスは、LIXILの「樹ら楽ステージ」や「デッキDC」、「樹ら楽ステージ木彫」には取り付け可能ですが、「デッキDS」や「レストステージ」には基本的に取り付けできません。
設置のタイミングとしては、やはりウッドデッキの新設時が一番スムーズではあります。フェンスの基礎部分の固定方法によっては、デッキを組む前に準備が必要な場合もありますし、全体のデザインや納まりもきれいに仕上がります。
しかし、「住んでみてから、やっぱり目隠しが必要だと感じた」というケースは非常に多いです。そんな時でも、後付けしやすい製品を選べば、諦める必要はありません。
ただし、後付けを検討される場合は、いくつか注意点があります。まず、ご自宅のウッドデッキに、希望するフェンスが取り付け可能かどうか、専門家(私たちのような販売店や施工業者)に確認してもらうことが重要です。デッキの構造や強度、設置スペースなどをチェックし、安全かつ適切に取り付けられるか判断する必要があります。
また、無理な取り付けは、フェンスのぐらつきや、最悪の場合、デッキ本体の破損につながる可能性もあります。
後付けは可能ですが、安全・確実に設置するためにも、まずは一度、プロにご相談いただくことを強くおすすめします。現状のウッドデッキを見せていただきながら、最適な方法をご提案させていただきます。
まとめ:理想のウッドデッキ空間は、目隠し選びから
ウッドデッキは、私たちの暮らしに豊かさと楽しみを与えてくれる素晴らしい空間です。しかし、その魅力を最大限に引き出すためには、プライバシーへの配慮が欠かせません。
周りの視線を気にせず、心からリラックスできる環境があってこそ、ウッドデッキは真の「アウトドアリビング」として活躍してくれるのです。
LIXILでは、今回詳しくご紹介した2025年新登場の「デッキフェンス(アルミ仕様)」をはじめ、敷地境界にも使える「フェンスAB」、屋根と組み合わせて快適性を高める「テラス屋根+スクリーン/シェード」、日よけと目隠しを両立する「オーニング 彩風CR型」など、お客様のさまざまなニーズやライフスタイルにお応えできる、多彩な目隠しソリューションをご用意しています。
特に、新しい「デッキフェンス(アルミ仕様)」は、
- しっかり目隠しできる高さ(T-18対応)
- 内外から美しい、洗練されたデザイン
- ペットにも優しい安心設計(すき間50mm)
- アルミならではの耐久性と、求めやすい価格帯
- 後付けのしやすさ(一部除く) といった多くのメリットを兼ね備え、これからのウッドデッキの目隠しにおける新しいスタンダードとなりうる製品です。
「我が家のウッドデッキには、どんな目隠しが合うんだろう?」「実際に商品を見てみたい」「費用はどれくらいかかるの?」
そんな疑問やご要望がございましたら、ぜひお気軽に、私たちLIXIL商品販売店にご相談ください。お客様のお住まいの状況やご希望を詳しくお伺いし、現地調査を行った上で、最適なプランとお見積りをご提案させていただきます。
プロの視点から、デザインのご相談はもちろん、安全で確実な施工まで、責任を持ってお手伝いさせていただきます。
あなただけの、快適でプライベートなウッドデッキ空間づくりを、ぜひ私たちと一緒に実現しませんか?ご連絡を心よりお待ちしております。