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オーニングを雨よけとして使いたい!

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エクステリア商品の中にあるオーニング。日よけを目的としていて、夏場の日差しが強い時間帯など使いたい時に出して、必要ない時は収納しておくことができるのが最大の特長です。窓などの開口部の上に設置されることが多いため、これを日よけだけでなく、雨よけとしても使うことができればすごく便利ですよね。

オーニングの強度

オーニングは、各大手のエクステリアメーカーから販売されています。強度を調べるために、それぞれの商品カタログを見てみましたが、リクシル以外のYKK APと三協アルミは強度の表記を見つけられませんでした。リクシルの「彩風」というオーニングには、下記のように強度が記載されています。

  • 降雨量:50㎜/h(設置角度20°以上)
1時間に50ミリの雨と言えば、天気予報なら「激しい雨」と表される降り方です。この数値だけを見ると「あ、オーニングって結構強いんだな!」という印象です。ただ、強度の記載のなかったYKK APと三協アルミのオーニングは、それよりも弱い可能性もあるので、注意してください。

基本的には収納した方がいい

先程、オーニングは意外と雨に強いと話をしましたが、だからと言って雨よけとして使うのはおすすめしません。リクシルのカタログにも、強度以前に「長時間の雨の場合は収納してください」と明記されています。

オーニングは稼働するタイプの商品です。キャンバス部分に雨水がたまることで、アームに負荷がかかることもあまり良くありません。また、自然が相手ですので、雨がいつ強くなるかは予想できません。基本的には、雨が降り始めた時点でキャンバスは収納しておいた方がいいです。

雨よけならテラス屋根

雨よけを目的にしたいなら、エクステリア商品の中の「テラス屋根」がおすすめです。屋根部分を収納することはできませんが、雨で壊れることはありませんし、屋根材の効果で多少は日差しも軽減してくれます。

確かに、収納式のオーニングを、傘をさすような感覚で必要な時だけ出して、雨よけとして使いたいというのも分かります。ただ、オーニングの一番の目的が日よけである以上、それ以外の用途に使うと商品の寿命が縮むと思っておいた方がいいです。そういうことが分かった上で、それでもどうしても雨よけとしても使いたいという場合は、オーニングのキャンバスの角度をできる限り下向きにして設置しましょう。そうすることで雨水がすぐに落ちて、オーニングへの負担も多少は少なくなります。

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