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ウッドデッキの上にサンルーム

更新

概要(00:00~)

こんにちは、エクステリア講座の池本です。今日は、ウッドデッキの上にサンルームを取り付けたいケース、これについて解説していきます。まず概要です。サンルームを取り付けたいけど、床をウッドデッキにしたいとか、今ウッドデッキがあるんだけどその上にサンルームを取り付けたいとか、そういったお問い合わせって結構いただきます。

これらのお問い合わせなんですけど、メーカーの基準ではできるできないがはっきりと分かれてます。囲い商品はちょっと工事が複雑なので、メーカーの工事が多い商品なんです。なので、ここをしっかりと説明しておきます。もちろんね、メーカーとは関係ない施工店がサンルームを工事することもありますので、その点についても少し触れておきます。

このエクステリア講座では、新築でエクステリアを検討している方、実際に住んでみてエクステリアでもっと快適にしたい方向けに、気に入った商品を見つけてもらったり、設置後に失敗しないように情報発信をしています。商品の販売も行なっていますけど、あくまでも購入する目線で解説をしていきます。エクステリアに興味のある方は、チャンネル登録もよろしくお願いします。

詳細(01:07~)

それでは、ウッドデッキの上にサンルームを取り付ける場合の詳細に入っていきましょう。今回ね、3つのケースを考えてきました。まず1つ目は、既存の木製のウッドデッキの上にサンルームを取り付けたいというご希望。2つ目が、既存の人工木ウッドデッキの上にサンルームを取り付けるケース。3つ目は、新規でサンルームとウッドデッキを取り付けるケースですね。この3つについて解説していきます。

①既存木製ウッドデッキの上(01:35~)

では、まず1つ目の木製のウッドデッキの上ですね。これに取り付けるケースなんですけど、メーカー基準は、リクシル基準ですね、これだと対応することはできないです。取り付けすることはできないです。ただメーカーに関わらない施工店によっては、木材の状態によってはやることもあります。

この木材の状態によってはというのは、硬い木であったり全然腐ってない状態であったり、管理が行き届いているような状態ですね。こういう場合はやることもあるんですけど、あくまでも今の状態しか分からないので、私個人としてはおすすめしないですね。

やっぱり天然木は腐っていったり、シロアリが来たりするケースもありますので、その上に重量のあるサンルームを取り付けるというのは、個人的にはおすすめできないですね。実際には行っているケースもたくさんあります。最近はちょっとわからないですけど、昔の方が結構やってたと思いますけどね。

②既存人工木ウッドデッキの上(02:30~)

では、2つ目の既存の人工木のウッドデッキの上にサンルームを取り付けたいケース。こちらもメーカー基準、リクシル基準だと対応することはできないです。ただ、これに関しては昔はメーカーでもやっていたことはありましたし、そういう規格がありました。今は、リクシルで発売されているサンルーム系の商品では、そういった商品はないです。

ただこちらもですね、施工店によっては工事をするケースはあります。ただ、その場合は問題がこれも私個人的には3つあると思います。まず1つ目は、既存のウッドデッキの強度ですね。人工木のウッドデッキですので、腐ったりすることはないのでそこは心配ないんですけど、メーカーが規定する基準通りの工事がされているのかどうかというのは、大切だと思います。

2つ目は、床板と床板の間を塞げるかということです。これはリクシルに限らず、他のメーカーでもそうなんですけど、ウッドデッキ側のオプションがあるかどうかということですね。床板と床板の間は、だいたい5㎜くらいは空いているので、サンルームをつけるにあたってね、その隙間を塞げるかどうかというのは大切だと思います。

すいません、この1つ目の既存のウッドデッキの強度のところでちょっと言い忘れたんですけど。これ過去にね、もうかなり前のことなのでちょっと自分の記憶もおぼろげなんですけど、人工木のウッドデッキの上にサンルームを載せる場合は、床板の下にですね、土台の方ですね、ここに補強を入れる必要があったと思うんですね。重いものが乗りますので、そのあたりの確認も必要かなと思います。

では、既存の人工木ウッドデッキにサンルームを載せる場合の問題点3つ目、雨水が床板から浸透してくる。こういう問題があります。この写真を見てほしいんですけど、これ人工木ウッドデッキがこう縦張りで設置されているような状態で、この真ん中の灰色の線がサンルームがウッドデッキに乗っている状態だと思ってください。上が内側ですね。サンルームの中ということです。外側はサンルームの外側。真上から見たら、こんな感じになるんじゃないですか。

人工木ウッドデッキの床板

雨が降っていることを想像してほしいんですけど、内側は屋根があるので雨が入ってこないですけど、外側は普通に床板が濡れてきますね。もともとこのウッドデッキの床板というのは、中も外も同じものが下に通ってますので、外側は濡れていくんですけど。普通に考えたら内側は濡れないんですけど、これは人工木だけではなくて天然木のウッドデッキにも言えると思うんですけど、床板ってね、水がね、浸透していくんですよ。

外側で床板が濡れると、内側の方に水が浸透していくんですね、床板を通じて。なのでサンルームではしっかり雨を防いでるんですけど、床がですね、この窓の際のところは少し濡れてしまうという現象が起こります。たぶんね、こういうことが頻発してメーカー側としても、人工木ウッドデッキの上にサンルームを載せるような工事はやらなくなったんだと思います。

③新規でサンルーム+ウッドデッキ(05:32~)

では3つ目のケース、新規でサンルームとウッドデッキを取り付けたい場合。これは可能です。まず一般的にサンルームと言っても、例えば簡易サンルームのテラス囲い、あとはガーデンルームといったようなそういう商品ジャンルがあります。

まずはテラス囲いから見ていきますね。商品名はサニージュ。リクシルのテラス囲いはサニージュ一つです。こんな商品なんですけど、パッと見普通のサンルームですよね。サニージュの中の床板っていうのは、色々選ぶことができます。その中に、人工木ウッドデッキを選ぶこともできますので、そのオプションで対応するようになります。

サニージュ

最初に見てもらった、こういう写真あるじゃないですか。これって、中はウッドデッキで外もウッドデッキじゃないですか。このサニージュでそれがやりたい場合は、サニージュのオプションで床板をウッドデッキにして、サニージュとは関係なしにですね、まわりに別々にウッドデッキを置くと、そういった工事になります。なので、多少は隙間が出来てしまいますし、完全に独立っていうことですね。お互いが独立しているような状態です。

ガーデンルームGF

続きまして、ガーデンルームを見ていきます。ガーデンルームはね、結構種類が多くてガーデンルーフGF、ジーマ、ココマ、暖蘭物語、この4つがリクシルではあります。簡単にね、紹介だけしておきます。

まず、ガーデンルームGFから。これですね。先ほど見てもらった、これが一番新しいガーデンルームです。これまたあとで説明しますけど、これウッドデッキ一体型ではなくて、ちゃんとね、この中と外で分かれてるんですよ。なので、さっき説明した床板からの水の浸入というものは起こらないです。

ガーデンルームGF

続きまして、ジーマ。これはフルオープンにできる唯一のタイプです。フルオープンっていうのはですね、これ今の写真はすべてガラスで囲われているんですけど、これ全面が折れ戸になってまして、左右はね、奥の方にすべてずらすことができるんですけど、正面も片側へ奥までずらすことができるんですね。なので正面のどこかに、この折れ戸が集まっているのではなくて、この左右の壁際まで折れ戸がよっていくので、ほとんどね、この柱と屋根だけの状態にすることができるタイプです。もちろんね、この壁際に寄せている分の厚みが出てしまいますけど、これが一番開放感があるタイプのガーデンルームです。

ジーマ

続きまして、ココマ。これはね、本当に様々なタイプから選択が可能で、この今の写真はね、ガーデンルームすべてが囲われている写真なんですけど、側面が空洞になっているサイドスルータイプとか、柱と屋根だけのオープンテラスタイプとか、そういったいろんなタイプから選択することができます。これもね、床板を人工木のウッドデッキにすることができます。

ココマ

続きまして、暖蘭物語。もうこれね、見た目通りゴージャスな商品です。これね、一応ね、床板を人工木にできるので今回持ってきたんですけど、この写真見ても分かる通りですね、タイルの場合がほとんどですね、この商品が出る時っていうのは。ただ、ウッドデッキにすることもできます。

暖蘭物語

これらのガーデンルームなんですけど、考え方は基本的には同じです。内面デッキと外面デッキという考え方があります。これね、テラス囲いのサニージュにはない考え方なんですよね。囲い内の床板も外のウッドデッキも人工木が選択することができます。この絵はですね、中のウッドデッキしか書かれてないですけど、この囲いをコの字で囲うように人工木のウッドデッキを取り付けることができます。

ガーデンルームの人工木

サニージュの場合もできるんですけど、このガーデンルームの場合はきちんと本体に固定することができるんですね。それがここで説明した外面デッキという考え方です。中のウッドデッキと外のウッドデッキは、中と外で完全に分かれてるんですけど、この外側でウッドデッキを固定しているんですね。ガーデンルームの場合はこういう対応が出来ます。

これはちょっと補足になっちゃうんですけど、ジーマだけ内面デッキを天然木のウッドデッキにする事は出来ます。これ正直ね、僕は知らなかったんですけど、よくよく調べてみたら天然木にすることもできるみたいです。だだ、余程その天然木にこだわりがない場合は、人工木にしておいた方がメンテナンス的な意味でも良いんじゃないかなとは思ってます。これは補足でした。

内面デッキ立上げ仕様というものもあります。こんな感じでね、この正面とか側面のユニットの所って、ちょっとね、立ち上がりがあるんですよ、レールの立ち上がりが。それをこの内面デッキを立ち上げて、段差をなくすことができますので、中から外に出る時はスムーズに出ることができます。外から中に上がる時は段差があるんですけれども、これだけでも随分違うと思います。

内面デッキ立上げ仕様

まとめ(10:22~)

それではこの3つのケースやってきましたので、まとめやっていきましょう。天然木のウッドデッキの上に、サンルームを設置することはできたとしてもおすすめはしないです。すごくね、ウッドデッキの状態が良くてメンテナンスのされている場合だったら、ちょっと話は別になってきますけど、もう何年も経ってるような天然木のウッドデッキでしたら、撤去して新設する方が私はおすすめします。でもその場合でもね、先に調査だけはしておいた方が良いです。

例えばウッドデッキとサンルームを取り付けたいということで、もう既存のこのちょっと古くなった木製のウッドデッキを撤去してしまおうと。で、撤去した後に現場調査に来てもらってお見積りを作ってもらって、見積もり金額を見たら高すぎて買えないということになってしまってはですね、まだ使えたウッドデッキがなくなってしまいますので。先にウッドデッキがある状態で調査をして、だいたいいくらぐらいになるのかわかった状態でですね、撤去していただいた方が良いと思います。

サンルームと合わせるなら、腐らない人工木のウッドデッキをおすすめしたいです。ただその場合でも、既存の人工木のウッドデッキに乗せられたとしても雨水の浸入ですね。床板からの浸透は避けられないと思います。せっかく囲っていても、サンルームの中の床板部分がちょっと濡れてしまっていたら、使い勝手が良くないと思います。今回説明したように、中と外をウッドデッキをしっかり分けることですね。

これが大切です。業界用語的には、縁を切るなんて言いますけど、縁が切れていたら中から外には入ってこれないので、そういった工事をして快適なサンルームを使ってほしいですね。ウッドデッキとサンルーム、お問い合わせて結構多いです。今はね、ある程度こうやって出来る出来ないが明確になっておりますので、判断もしやすくなったんじゃないかなと思います。

今回の動画は以上です。内容が良かったら、いいねボタン・チャンネル登録もよろしくお願いします。それでは、また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。

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