高さ2mの目隠しフェンスの施工事例
更新
概要(00:00~)
こんにちは、エクステリア講座の池本です。今日は実際の施工例を見ながら、背の高い目隠しフェンスの解説をしていきます。今回は、目隠しで木調で金額も安いフェンスの紹介です。今回は実際の施工例を題材にしていきます。新築を建てて庭を広く取ったものの、お隣さんのLDKから丸見えで、自分の庭に出ることも躊躇するような状況です。
横になってくつろいでいるお隣さんと目が合ってしまって、気まずい思いをしたということでした。目隠しのフェンスを取り付けて、お互いのプライベートを守りたいというご要望でフェンスを取り付けます。
詳細(00:47~)
これが実際に取り付けたフェンスなんですけど、ブロックがですね、下から1・2・3・4・5段あるじゃないですか。5段なので1mの高さですね。なので普通にね、人が歩いていると向こう側が十分見えてしまうというようなそういう状況で、フェンスの向こう側はお隣さんのLDKということです。実際に歩いてみるとね、ほんとにモロに見えているような感じでしたね。今回取り付けたフェンスは、柱の高さが2mです。フェンス本体は約1mのものなので、2mの高さから下に約1mのフェンスが来るので、目隠しはしっかり出来てますよね。
目隠し・木調・安い!フェンス(01:25~)
今回取り付けたのは、目隠しで木調で安いフェンスです。型番はですね、リクシルのフェンスAB YL2型という商品です。アップにするとこんな感じで、左上に写っているメインの写真なんですけど、これはすべてアルミのカラーです。本体を木調にすることができて、ただですね、枠の部分は木調にできないんですね。面の部分だけを木調にすることができて、枠の部分はシャイングレーとブラックの2パターンしかありません。
シャイングレーとブラックに対して、クリエモカ、クリエダーク、チェリーウッドというこの3種類の木調を選ぶことができます。今回工事したのは、一番右のシャイングレー+チェリーウッドですね。このカラーで工事してます。この商品は目隠しフェンスなんですけど、ルーバータイプといってこの右上の図ですね。このように風を通すようにもなってます。これが価格表なんですけど、今回取り付けたのはこのT-10というサイズです。
右から2項目目ですね。そこにアルミ形材色とラッピング形材色というものがあって、このラッピング形材色の方ですね、木調カラーだとラッピング形材色になります。本体が、1枚の定価が45,900円です。その下に載っている7,900円というのは柱の金額なんですけど、今回はですね、多段柱と言って長い柱を取り付けているので、この柱は使用していません。これが今回使用した柱ですね。一番左上のフェンス本体を、1段施工というところの柱が2本建っているタイプですね。多段柱はいろんなパターンで工事することができますので、いろんなご要望に合わせることもできます。
でここでですね、少しルーバータイプの特徴というか、どういう風に風が抜けるのかを見ていきたいんですけど、これね、かなり下の方から見るとこう隙間があいてるのが見えるじゃないですか。ここからね、風が抜けるようになっています。正面から見るとね、まったくこういう隙間とか見えないので、目隠し効果は非常に高いですけど風を通すこともできます。
リクシルで言いますと、木調のフェンスというとフェンスAAというものがあるんですけど、これですね、フェンスAA YL1型というのが先ほど紹介したフェンスと形が似ているものです。こんな感じ。大きな違いはですね、フェンスAAは木質感が半端なくよくなっていて、枠の部分ももちろんなんですけど、この表面の部分とかも丸みを帯びていたり、キャップにもこだわりがあったり、木調のカラーでも7色選択することができます。柱も木調なんですよね。
フェンスAAすごくいいんですけど、金額がね、ちょっと高くて、フェンスABと同じサイズのT-10というサイズを選んでも、フェンスAAの本体1枚は77,500円なんですね。先ほど紹介したフェンスABのYL2型は、本体1枚が45,900円でした。結構な差がありますよね。柱もなんですけど、フェンスAAのラッピング形材色の、今回はね、T-20という柱を使ってますけど、その長さだと25,000円、フェンスABのアルミのカラーだと17,100円と、こちらでも結構金額差が出てますよね。今回は柱4本を使ってますから、その分ね、金額差がどんどんを大きくなってきます。
実際の納まり(04:40~)
では多段柱の太さというか、感覚をちょっと見ていきたいんですけど、やっぱりね、普通のフェンスよりかなり太くて強いですね。触った感じもね、かなりしっかりしてました。多段柱のフェンスの寸法もチェックしたいんですけど、6㎝×6㎝ですね。間違いないです。フェンスのね、高さも測っていきましょう。上にね、ぶら下げて下の方を見てみると94㎝、940㎜ですね。これT-10なので約1mなんですけど、正確には94㎝です。
木調のフェンスでもうちょっと金額の安い商品となってくると、もうね、スリットのフェンスになってきますね。フェンスABのYS3型という商品があります。これはね、完全な目隠しではなくてスリットなんですけど、できるだけね、このスリット部分が少ないものを持ってきました。これもね、アルミのカラーと木調のカラーを選択することができます。
これが価格表なんですけどT-10ですね、T-10のラッピング形材色が本体だと36,900円です。今回取り付けたYL2型だと45,900円だったので、このスリットの方になるとね、結構金額を抑えることができますよね。これぐらいの目隠しで良いと言うことであれはですね、少し金額を下げることができます。
ではちょっとね、光の当たり方でどれくらい色が違うのかというところを見ていただきたいんですけど、右の動画はね、直接光があたってないです。左の動画は日光は直接あたっている状態です。同じカメラで撮影しているんですけど、こんなにも違いが出てくるんですよね。カタログのカラーというものはあるんですけど、実際にはね、光の当たり方によってこれぐらいの違いが出てきます。これはね、フェンスだけではなくて、他のエクステリアでも同じですね。
今回は柱の内側ですね。敷地の内側、そちら側にフェンスの本体が設置されてますけど、これを逆に柱が敷地から見えるような形でフェンスを取り付けることもできます。どちらでも工事可能です。
最後に(06:50~)
今回は、目隠しで背が高くて木調で、あと金額も比較的安いフェンス、これの実例を紹介してきました。これぐらいの規模だと、だいたい20万円から25万円くらいで出来るとは思うんですけど、背の高いフェンスっていうのはね、業者さんによって金額差が結構あったりするので、まずはね、一度見積もりをもらうといいと思います。
今回は以上です。内容が良かったら、いいねボタン・チャンネル登録もよろしくお願いします。それでは、また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。